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肥満と高血圧

肥満は高血圧の危険因子です。


すでに肥満と食生活のところでも述べたとおり、肥満、特に腹腔内脂肪の蓄積は、脂質代謝異常、糖代謝にもかかわり、心臓、血管病の危険因子としても重要です。


肥満者の高血圧合併頻度は肥満でない人の2?3倍とされています。


肥満を伴う高血圧が起こる原因としては、交感神経系、ナトリウム貯蓄量、インスリン抵抗性が関与しているとされています。


ある研究によると、585例の肥満患者を対象として、4.5kgの減量をさせたところ有意な降圧があったと報告されています。


また、別な研究では一日800Kcalの低カロリー食で肥満のある高血圧患者を4kg減量させたら、内皮依存性血管拡張反応,、代謝指標が改善するとの報告もあります。


減量と血圧に関する研究は多く、減量前の体重にかかわらず4?5kgの減量が血圧を下げることが明らかになっています。

摂取エネルギーの制限と運動を組み合わせ、無理のない減量を目指すのが良いと思われます。

この記事のカテゴリーは「 高血圧と食習慣」です。
高血圧は、最も頻度の高い疾患とも言われ、日本人の4人に1人は高血圧であると推定されています。高血圧の発症には生活習慣が関与し、食事、身体活動度(運動)、心理的因子が相互に関与するとされていますが、中でも食事が血圧に与える影響は大きいのです。
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