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肥満症とは

肥満症とは2000年の日本肥満学会で「肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、臨床的にその合併が予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態」と定義されました。

そして、肥満を原因とし、減量することで改善される(減量を必要とする)健康障害を10項目挙げています。

そのうちの7つは脂肪細胞の質的異常によるものとし、3つは脂肪細胞の量的増加によるものとされています。

質的異常とは、脂肪から分泌される物質の量が変わり、動脈硬化になりやすい物質を増やしたり、動脈硬化を防ぐ物質の分泌量を減らしたりするものと、肝臓で高脂血症を起こして脂肪肝になるものがあります。

その健康障害は
1.2型糖尿病・耐糖能障害
2.脂質代謝異常
3.高血圧
4.高尿酸血症・痛風
5.冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)
6.脳梗塞(脳血栓・一過性脳虚血発作)
7.脂肪肝
をあげています。

量的異常とは、体重が増えて膝や腰に負担がかかって関節に異常をきたしたり、脂肪がノドなどを圧迫して睡眠時無呼吸症候群などを起こしやすくなります。

その健康障害は
1.睡眠時無呼吸症候群・Pickwick症候群
2.整形外科的疾患(変形性関節症・腰痛)
3.月経異常
をあげています。

そして、この脂肪細胞の質的異常によるものが内臓脂肪蓄積を原因とする病態と考えられています。

この記事のカテゴリーは「 肥満と食習慣」です。
栄養過多、運動不足など食習慣、生活習慣が変化したことにより、肥満人口が急激に増加し、生活習慣病の因子としての肥満は十分に認識されています。メタリックシンドロームとして注目されている内臓脂肪が血管病の重大な発症要因となることが明らかになっています。ここでは肥満症、メタリックシンドロームに関する知識ともち、肥満者に見られる食習慣、内臓脂肪の蓄積をおこす食行動、生活習慣について調べます。
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